衣類やシャンプーなど…多くの生活用品が値上がりか
石油の不足は、燃料としてだけではなく、生活用品にも影響を与えます。

あらゆるプラスチック製品に加え、衣類やシャンプーなどの大もとの原料になる「ナフサ」も原油から作られますが、ここにはガソリンのような補助金は適用されていません。
今、出回っているナフサ由来の製品は、原油価格の高騰前に作られたものですが、1か月ほど経つと、大もとの原油高騰の影響を受けて生産コストが上がり、値上がりしていく可能性もあるとみられています。
そして、政府の補助金によるガソリン価格の抑制策も、無限には続けられません。

1リットル=170円程度に抑えるためには、半年で2兆円が必要となる見通しです。
木内さんは「財政が悪化すれば、円安が進んで輸入コストが上昇し、さらに原油高を招く、負のスパイラルを招く」と指摘します。
また、原油価格が下がらず、供給量も十分に確保できない状況が続けば、「ガソリンが今まで通り使えるように補助金で価格を下げるのではなく、逆にガソリンの消費を抑える方向に誘導しなければならなくなる」といいます。

















