原油価格の高騰が公衆浴場にも影響を与えています。50年以上続く青森市の公衆浴場は5月末で閉店となります。先行きが不透明な燃料費が経営を圧迫したということです。
青森市で1968年に創業した桂木温泉、地域の人に50年以上親しまれてきた公衆浴場ですが5月末での閉店が決まりました。
※桂木温泉 山口昌良社長
「重油の値段も上がってきているということから、設備投資にも(費用が)かかると、そういうことから閉湯という形で。」
1日に200人ほどの利用客が訪れますが、大きなダメージとなったのはお湯を温めるために必要な燃料、重油の価格高騰です。
※桂木温泉 山口昌良社長
「燃料の価格高騰、重油が1番大きいですよね。ずっと上がりっぱなしで、どこまで上がるのかわからない状態、その上で経営するのは厳しい」
冬場は1か月でおよそ7000リットルの重油を消費するため、少しの値上がりが大きなコスト増につながります。中東情勢の悪化により、今月は既に2回値上がりするなど燃料費が経営を苦しめています。また電気やガス、設備投資などの経費が膨らんだほか今年の豪雪による客の減少も響きました。
※桂木温泉 山口昌良社長
「続けたいことは続けたいですけど、(経営を)維持していくとなると、かなりきつい、本当にきつい」
通い続けた利用者は憩いの場所の閉店に肩を落とします。
※利用客
「思い出しかない、親とも一緒に来たし、死んだおじいちゃんおばあちゃんとも来たし、相当厳しかったんだと思うんですけど、さびしい」
「なくなれば困る。今も風呂友ができて、本当にいい所だった」
人口比で日本で一番公衆浴場がある青森県。原油価格の高騰が風呂好きの県民の生活にも影響を及ぼしています。














