日本時間のきょう未明、トランプ大統領に出迎えられるなかホワイトハウスに到着した高市総理。世界が注目するなか始まった首脳会談の冒頭、中東情勢についてまず口火を切ったのは高市総理でした。
高市総理
「世界中に平和と繁栄をもたらせるのはドナルドだけだと思っています。そのために私は諸外国に働きかけて、しっかりと応援をしたいと思っています。きょう、私はそれを伝えに来ました」
事実上、封鎖が続くホルムズ海峡への艦船の派遣をめぐり、「同盟国は協力すべき」との考えを示すトランプ大統領ですが、日本に対しては次のように話しました。
アメリカ トランプ大統領
「日本は本当にしっかり責任を果たそうとしていると思います。NATOとは違って」
このように日本を評価する一方、物議を醸したのが、トランプ大統領の次の発言です。
記者
「なぜイラン攻撃前に、日本のような欧州・アジアの同盟国に知らせなかったのか」
アメリカ トランプ大統領
「あまり事前に兆候を示しすぎるのは良くない。我々は攻撃を開始するときは激しく行うし、奇襲を仕掛けたかったから誰にも知らせなかった。奇襲について日本より詳しい国はあるか?真珠湾攻撃についてなぜ知らせてくれなかったんだ」
「パールハーバー」の言葉に高市総理はこの表情。
今回、焦点の一つだったホルムズ海峡への自衛隊派遣について、どのような具体的なやりとりがあったのでしょうか。会談後、高市総理は…
高市総理
「機微なやり取りではございますけれども、ただ日本の法律の範囲内でできることとできないことがございますので、これについては詳細にきっちりと説明をいたしました」
さらに同行筋によりますと、トランプ大統領から“防衛費の増額要求はなかった”ということです。
およそ1時間半にわたる会談。高市総理の台湾有事発言をめぐり悪化している日中関係について、トランプ大統領から総理に直接質問がとぶ場面もみられました。
アメリカ トランプ大統領
「私はまもなく中国へ行く予定だ。高市総理にはぜひ中国について話してほしい。日中関係は少しぎくしゃくしているようだが、現状がどうなっているのか知りたい」
高市総理
「日本はいつも中国に対してオープンです。対話はオープンにしています。それから冷静に対応しています」
トランプ大統領が中国を訪問する前に、日本の立場を理解してもらうことが会談の狙いの一つだった高市総理。会談後、アメリカ側の発表によると中国と台湾をめぐる問題について、“両首脳はいかなる一方的な現状変更の試みにも反対”との認識で一致したということです。
今回の会談を振り返り、政権幹部は…
政権幹部
「会談は成功だ。良い雰囲気だった」
首脳会談のあと、和やかな雰囲気で開催された夕食会。ソフトバンクグループの孫正義会長やグーグルのピチャイCEO、同じテーブルにはプロゴルファーの松山英樹さんの姿もありました。こんな気遣いも…
高市総理が大ファンだと公言するロックバンド「X JAPAN」の楽曲が演奏されました。
高市総理
「強い日本、強いアメリカ、豊かな日本、豊かなアメリカ、私達はこれらを実現するための最強のバディだと確信しています」
また、トランプ大統領と親交の深かった安倍元総理を引き合いに、決意を語りました。
高市総理
「ドナルドと親交が深かった安倍晋三元総理が、かつてこのワシントンDCの地で高らかにうたわれた言葉を、誇りと自信を持ってこの場で皆さんに再びお伝えいたします。JAPAN IS BACK!」
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