2022年、史上最年少(20歳5か月)で完全試合を達成した佐々木朗希選手。これまでメディアでは多くを語ってこなかったそうですが、今回「バース・デイ」に独占取材の許可がおりました。
“令和の怪物”ともいわれる佐々木選手の強さのヒミツに注目したいと思います。
■164キロの豪速球を実現させるヒミツ
千葉ロッテマリーンズに所属する佐々木選手の最大の武器は、最速164キロのストレートです。

その投球を可能にしている点の一つが、“肩回りの柔軟性”。これは、日本人最速記録を持つ大谷翔平選手と共通する特性でもあるとのこと。

また、佐々木選手はストレッチや体幹トレーニングのほか、“背骨を動かすトレーニング”なども行っているそう。

それによって体を自在にコントロールできるようになり、動きにキレが生まれ、長い手足を活かした規格外のピッチングも可能にしています。
■プロ入り当初は、正直不安だった
実は、プロ入りしてからの1年間は『体がまだ成長段階にある』と球団やコーチから判断されたこともあり、実戦登板を封印されていた佐々木選手。
その当時を「1年目に1試合も投げないで終わって正直不安な気持ちで。この先2年目3年目とどうなっていくんだろう(と思っていた)」と振り返ります。

しかしその間、体を大きくするなどの調整と並行しつつ、佐々木選手は1軍投手の技術やトレーニングを研究。2年間かけて土台作りを行った結果が、2022年の完全試合の実現につながっています。

2022年のシーズンは20試合に先発登板し、投げたストレートの平均球速は158キロ以上を記録した佐々木選手。来年以降のさらなる活躍がますます楽しみですね!
バース・デイ
土曜ごご5:00~