父の背中を追い 途絶えた「清水瓦」の歴史を背負う

瓦の産地、愛知県高浜市で1年間の修業を積んだ玲奈さん。今では鬼瓦づくりに情熱を注ぐ毎日です。

職人である父・宗範さんの背中を見続け、高校卒業時に「瓦職人になりたい」と決意しました。

<長澤玲奈さん>
「お父さんがどれぐらい情熱を持って瓦に向き合っているのか見ていたので、なんかよくわからないけど(瓦職人は)カッコいいんだろうなと思っていました」

<父・宗範さん>
「自慢の娘ですよ。僕より瓦愛がすごくあって歴史とかをすごく調べたりとか、瓦と真剣に向き合って広げようとしている姿が素晴らしいと思っています」

玲奈さんは家業を継ぎながら清水の瓦文化を未来につなごうとしています。

<長澤玲奈さん>
「この巴川が運んで来る土がとてもいい土で瓦に適していたというのと、水運が優れた地域だったので巴川周辺で一大産地がかつてありました」

巴川流域は愛知県と並んで瓦の生産が盛んで、「清水瓦」と称されていました。しかし、1974年の「七夕豪雨」による氾濫で多くの窯元が被害を受け、「清水瓦の歴史」は途絶えてしまいました。

<長澤玲奈さん>
「いろんな形に変えてでも瓦を残したいという気持ちがあって、私は金ベラを使って鬼瓦を作る職人になりたいし、その技術を使っていろんな形に変えた瓦を発信していきたい」

玲奈さんの挑戦は始まったばかりです。