今回の首脳会談について、日米両政府はそれぞれ、どのような反応をしているのでしょうか。ワシントンから中継です。

今回の首脳会談は、アメリカメディアから見ても厳しいタイミングでの会談ということで、始まる前まではテレビや新聞も「日本にとっては試練だ」という見出しが並びました。

しかし、ふたを開けてみれば、会談冒頭からトランプ大統領の表情は穏やかで、日本側が恐れていたような展開にはなりませんでした。

特にトランプ大統領は、ホルムズ海峡をめぐる問題で、日本は「責任を果たそうとしている」「NATOとは違う」などと一定の評価を与えました。

この点については、日本の政権幹部も「成功だった」などと安堵の表情を見せています。

また、高市総理は、トランプ大統領に「日本の法律の範囲内で出来ることと、出来ないことについては、詳細にきっちりと説明をした」と話しています。

この説明について、大統領自身がどう受け止めているのかが注目されます。

【Q.日本政府にとっては中国に関する問題も首脳会談の大きなテーマでしたが、この点についての成果はあったのでしょうか?】

先ほど、ホワイトハウスは「トランプ大統領は全てのアメリカ人の利益のために日米同盟を強化する」というファクトシートを発表しました。

そのなかで「台湾海峡の平和と安定が地域安全保障と世界の繁栄に不可欠な要素である」として、「両首脳は対話を通じた両岸問題の平和的解決を支持するとともに、いかなる一方的な現状変更の試みにも反対した」としています。

台湾問題でアメリカの立場が変わらないことを再確認できたことは、日本側にとって一定の成果と言えそうです。