きのう12月26日、天草(あまくさ)空港に着陸する際プロペラを破損し滑走路上で動けなくなった小型航空機について国土交通省は、重大インシデントに認定し運輸安全委員会がきょう12月27日から調査を始めます。

きのう12月26日 午前11時ごろ、天草空港で訓練飛行していた小型機が着陸時に前脚やプロペラを損傷し、滑走路上で動けなくなりました。乗員3人にけがはありませんでした。


国土交通省は事故につながりかねない『重大インシデント』に認定し運輸安全委員会の航空事故調査官2人がきょう12月27日から調査に入ります。


小型機は東京の航空事業会社が運航し、きのうは鹿児島空港を離陸し連続離着陸訓練のため天草空港に着陸しました。


天草空港によりますと、きのう12月26日は午前11時すぎからおよそ8時間滑走路が閉鎖されましたが、きょう12月27日は午前中3便の欠航以外は通常運航されているということです。