2020年7月豪雨の後、現在も一部区間の運休が続く「くま川鉄道」で、被災した駅を災害遺構として保存するための整備が完了しました。

球磨川の近くに位置し、浸水想定区域にあるくま川鉄道の川村駅は、2020年7月豪雨で土砂が流れ込み、線路が流失するなど大きな被害が出ました。

くま川鉄道は、駅が再び被災する恐れがあることから現地での復旧を断念し、約950m、人吉駅寄りの浸水想定区域外の場所に新たな駅を設置しました。

一方で、元の駅については、災害遺構として保存するため、相良村が整備を進めていました。

そして今日(3月19日)、整備が完了し、開かれた式典で相良村の吉松啓一村長は「70年に渡ってたくさんの人が利用した川村駅の思い出を残したい」と思いを語りました。

くま川鉄道は、全区間24.8kmのうち、人吉温泉駅と肥後西村駅の間5.9kmで運休が続いていますが、来年度上半期中の全線開通を目指しています。