切れ込みから幼虫がでてくる!?
──この産卵痕から幼虫がでてくるのですか?
(東洋産業 大野竜徳さん)
「クマゼミの卵は、産卵から1年弱で孵化します。真夏に産まれた卵は、厳しい夏、冬を超え、翌年の梅雨、水分が多くなって餌となる植物が元気になり、土が柔らかくなったころに孵(かえ)り、小さな幼虫が枝から地面へ落ちて土の中へ潜ります。
その後、幼虫は地中で植物の汁を吸って数年間、すくすく育って、やがて夏の夜に地上へ現れて羽化します。
今見ているこの小さな傷の中には、梅雨を待つ卵が入っていて、ここから幼虫が生まれて地面の中へ旅立つ場所になるかもしれません」













