奈良県明日香村の甘樫丘遺跡群で見つかった木簡から、飛鳥時代の米蔵があったことを示唆するとみられる「文字」が確認されました。

 明日香村教育委員会によりますと、飛鳥時代の大豪族、蘇我蝦夷・入鹿親子の邸宅があったとされる、「甘樫丘遺跡群」の井戸の跡から出土した木簡から「稲賜」「奉了」という、稲の受け渡しを示す文字が新たに確認されたということです。

 この区画では、これまでに2棟の建物跡が見つかっていて、今回の結果と合わせると飛鳥時代の稲を保管する倉庫だった可能性があるということです。

 (明日香村教育委員会文化財課 長谷川透係長)「大きな成果としては、7世紀後半の甘樫丘の活発な土地利用の一端を解明することができた」