20日は「国際幸福デー」です。これを前に世界の国や地域の「幸福度」をランキングにした報告書が公表され、SNSの過剰利用が若者の幸福度を下げている可能性が指摘されました。
「世界幸福度報告書」は国連の関連組織などが中心となって作成したもので、フィンランドが9年連続で1位となったほか、アイスランド、デンマークが続くなど福祉や教育が充実している北欧諸国が上位を占めました。
日本は61位と去年の順位を下回り、G7=主要7か国で最も低くなった一方、アジアでは韓国、中国などを上回りました。
ウクライナは111位、最下位は去年に続きアフガニスタンで、紛争の影響を受けている国々は幸福度が低い傾向となりました。
2023年から内戦が続くスーダンをはじめ、シリアや北朝鮮はデータ不足のため対象外となっています。
また、アメリカやオーストラリアなど英語圏の国々では25歳未満の若者の幸福度が下がっていて、SNSの過剰利用との関連が指摘されています。
世界幸福度報告書 創刊編集者 リチャード・レイヤード教授
「より危険なのは、アルゴリズムによるフィード機能があり、延々とスクロールし続けてしまうプラットフォームです。抜け出せなくなり、中毒になってしまいます」
幸福度研究の第一人者で、調査に携わった専門家は、「対面での交流こそが幸福をもたらす」と話します。
世界幸福度報告書 創刊編集者 リチャード・レイヤード教授
「欧米諸国では特に、人々の孤独感が著しく高まっています。SNSに時間を費やしているため、人との絆を生むような日常的な交流が奪われている。友人であっても、SNS上で絆を築くというのは対面よりはるかに難しいのです」
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