製鉄所から出る副産物「スラグ」を牧草の土壌改良に活用する取り組みが18日、大分県竹田市久住町で始まりました。
県と日本製鉄は、製鉄の過程で出る副産物の「転炉スラグ」を農業用に活用する研究を長年共同で行っています。この転炉スラグには鉄や石灰分など農業に有用な成分が多く含まれていて、酸性土壌の中和や病害の軽減に利用されています。

18日は、竹田市久住町で畜産農家およそ30人を招いて説明会が開催され、県の関係者が転炉スラグを畑に撒いて、散布方法などを実演しました。
(県豊肥振興局・主幹宮木隆裕さん)「毎年農家さんが石灰質資材というのを撒いて、それが1年で溶けてしまうということなので、転炉スラグを使うことで少しでも長持ちさせて、低コストを図りたい」
久住町の牧野では、酸性が強い土壌の効率的な改良方法が長年の課題になっていて、効果が期待されています。














