医師不足が深刻な串間市民病院についてです。
武田市長は、常勤と非常勤の医師あわせて3人を新たに確保し、来月から8人体制で診療にあたると議会で報告しました。

串間市民病院では、常勤医師7人のうち2人が今月末で退職する意向を示しているため、来月から5人体制に縮小することが懸念されていました。

武田市長は、18日の串間市議会本会議で、宮崎大学から内科医2人を常勤医師として派遣してもらうことが決まり、県立病院からの非常勤医師1人も確保できたことを報告。

これにより来月からは、常勤と非常勤あわせて8人の体制で診療するということです。

ただ、依然として医師は不足し、来月から夜間や早朝の救急の受け入れは当面休止されますが、市は複数の医師と交渉を続けて、救急の全面再開を目指しています。

また、議会では、病院の経営を支えるため、新たに1億2000万円を長期貸し付けする補正予算案が可決されました。

(串間市・武田浩一市長)「経営改善の見通しは、大きく前進したのではないか。あと2人ほど来ていただけると通常の繰り出しの範囲内で黒字化できるんじゃないかという思いはあります」

このほか、議会では市の厳しい財政状況を理由に、現在、無償化されている3歳未満の保育料を有償に戻す方針が示されていましたが、無償化の継続を求める修正案が提出され全会一致で可決しました。

無償化の継続に必要な費用およそ3600万円は、市の貯金にあたる「財政調整基金」を取り崩して充てる予定で、財政調整基金の残高はおよそ1億3000万円まで減少する見通しです。