2月の貿易統計が発表され、アメリカ向けの輸出額は3か月連続で減少しました。“トランプ関税”の影響が続いています。

財務省が発表した2月の貿易統計によりますと、輸出から輸入を差し引いた貿易収支は573億円の黒字となりました。黒字は2か月ぶりです。

輸出額はアジア向けの半導体電子部品などが伸び、9兆5716億円だった一方、輸入額はプラチナなどの非鉄金属が伸び、9兆5143億円でした。

輸出・輸入ともに2月としては過去最大です。

また、アメリカ向けの輸出は前の年の同じ月より8.0%減少し、3か月連続のマイナスとなりました。

特に、自動車は14.8%と大幅に減少、メーカー側は売り上げ台数を維持するために価格を引き下げる対応を続けていて、“トランプ関税”が長く影を落としています。

一方、2月の貿易統計にはイラン情勢の影響は表れておらず、財務省は「政府として万全の対応をとっているので、状況を注視していきたい」とコメントしています。