県内の子どもの居場所を支える学生ボランティアが、子ども食堂などの「子どもの居場所」で学習支援を行っています。今年度で10年目を迎え、県内11の大学や専門学校などの学生が取り組んでいます。
浦添市にある、子どもの居場所は放課後、子どもたちが宿題をしたり食事もできる空間です。
沖縄国際大学4年の宮城春那さん。学生ボランティアとして3年半、学習支援などを行っています。実は、宮城さんも小学2年から中学3年まで子どもの居場所に通っていました。
▼宮城春那さん
「今日頑張ったことや、不満があったことを自治会長や民生委員に話して、すっきりして帰ったり、小学校のときからお世話になっていたので。気づいたら、いつかこんな感じで誰かのために活躍できる人になりたいと思うようになっていた」

ここを運営する陽迎橋自治会の知花聡会長は利用者だった宮城さんが学生ボランティアに携わることについてー
▼陽迎橋自治会 知花聡・会長
「とってもうれしいですね。子どもって、家庭での顔を作ったり、学校で先生への顔を作っているんです。大学生が来ると、全然違う。本当に、素の自分を出せるのがとてもいいのではないかなと思っています」
先週開かれた、報告会。「子どもの居場所学生ボランティア」は2016年度からスタートした国の事業の一つで、学生ボランティアセンターが県内11の大学などと連携し、学生と居場所をマッチングします。今年度は、離島を含めた144か所に245人の学生を派遣しました。
▼子どもの居場所学生ボランティアセンター 松村葉子さん
「センター設立当初から、居場所への派遣数が初年度に比べて7倍になっています。学生の活動人数も5倍に増えているんですけれども、居場所の要望に比べて学生の数が足りていないという現状がありますので、もっと学生にこの事業の魅力を感じてもらって、登録してもらって活動してほしい」
宮城さんは学生を代表して、発表しました。

▼宮城春那さん
「年齢の違う友達や世代の違う大人と関わることで、子どもたちの信頼関係も築く力となって価値観や社会性が広がっているように感じます」
子どもの居場所は、子どもたちが安心して過ごせるだけでなくこれから社会に羽ばたく学生の成長の場にもなっています。
春から、離島で社会福祉士として働く宮城さん。これからも、ボランティアで活動する学生たちに、子どもたちの成長をそばで見守ってほしいと考えています。














