緊迫するイラン情勢をめぐる燃料コストの高騰により、アジア各国の航空会社が運賃の引き上げや大幅な減便を相次いで発表するなど、影響が広がっています。
インドの航空大手「エア・インディア」は、今月12日から国内線と国際線で、航空運賃に上乗せする燃油サーチャージを段階的に導入または追加すると発表しました。東南アジアやアフリカ向けの便は最大30ドルの引き上げとなり、日本や韓国などの路線については、後日、発表するとしています。
値上げの理由については、「中東の地政学的状況に起因するジェット燃料価格の急騰を受け、値上げしなければ運航コストをまかなえない」と説明しています。
また、マレーシアメディアによりますと、マレーシア航空やエアアジアなど複数の航空会社が、日本を含む各路線で料金を一時的に改定する方針だということです。
オーストラリア最大のカンタス航空は、国際線の運賃を平均でおよそ5%引き上げるほか、タイ国際航空も運賃を10%から15%値上げする方針です。
このほか、韓国や香港でも運賃や燃油サーチャージを引き上げる航空会社が相次いでいます。
一方、ニュージーランド航空は、世界的な燃料危機に対応するため、5月までにおよそ1100便を削減する計画で、4万人以上の乗客に影響が出る見込みだと報じられています。
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