県内で、警察官などを名乗る特殊詐欺の被害が相次ぎました。被害に遭ったのは山形市の70代男性と天童市の40代女性で、被害総額は、あわせておよそ779万円に上ります。
警察によりますと、山形市に住む70代の男性は今年2月、スマートフォンの「+(プラス)」から始まる番号から着信を受けました。
通信事業者のカスタマーセンターや警察官、検察官を名乗る男らから「あなたの名前で携帯電話が契約されている」「あなた名義のキャッシュカードを持っている男がいる」「お金を暗号資産化して金融庁で調べる必要がある」などと次々に電話口で言われました。
その後、男性はLINEのビデオ通話で指示を受けながら暗号資産取引所に口座を開設させられ、指定されたアドレスに2回にわたり、暗号資産およそ729万円分を送金しだまし取られました。
また、天童市に住む40代の女性も、今年2月に「+」から始まる番号からの着信を受けました。
郵便局員や愛知県警の警察官を名乗る者から「小包の中にあなた名義のマイナンバーカードや通帳が入っていた」「口座が犯罪利用されていることが判明した」などと言われました。
さらにZoomのビデオ通話で、警察官の制服のような服を着て警察手帳のような物を見せる女から「保釈金を納めれば愛知県まで来てもらう必要はなくなる」などと言われたため、女性は指定された口座に現金50万円を振り込み、だまし取られました。
警察は、「+」から始まる国際電話番号からの着信は詐欺の可能性が高いと注意を呼びかけています。また本物の警察官がビデオ通話で警察手帳や制服を見せる、電話で現金を要求することは絶対にないとして、注意するよう呼びかけています。














