春の陽気に誘われるように山口県萩市椿の南明寺で、樹齢350年を超えるイトザクラが見頃を迎えています。

イトザクラはシダレザクラの一種で、枝が糸のように垂れ下がることからこの名前がつきました。
境内には5本の木があり、最も古いものでは樹齢350年を超えると推定されています。地元では早咲きのサクラとして親しまれています。
見頃を見極めるのが難しいといわれ「サクラが散った頃に行って見る人はいるが、咲いた頃に行って見る人はいない」という言葉も残っています。

江戸時代には花見の名所としてにぎわったということで、このころから萩の城下町の人たちが開花を心待ちにしていたと伝えられています。
例年だと満開は3月20日ごろで、南明寺ではイトザクラが咲き終わると交代するようにソメイヨシノが咲き始めるそうです。














