今年9月に32年ぶりに名古屋で開幕するアジア大会の代表選考会を兼ねた第110回日本選手権マラソン競歩、第50回全日本競歩能美大会(ハーフマラソン競歩)が明日15日に石川・能美で行われる。国際大会経験者など実力者がそろう今大会では、ハイレベルなレースが予想されている。

ハーフマラソン競歩には、昨年東京世界陸上35km競歩で銅メダルを獲得した勝木隼人(35、自衛隊体育学校)が出場。勝木は「明日も結構良い風が吹きそうなので、記録に関してはどうなるかわからないんですけど、勝つことを当然目標にやりたいと思いますし、そうでなくてもこの間の日本選手権(2月・日本選手権ハーフマラソン競歩)よりも良い順位と良いタイミングでゴールできるといいと思っています」と意気込みを語った。

先月兵庫で行われた日本選手権では先頭集団から離れた位置から追い上げる展開となった勝木。今回のレース展開について「あまり離されずにというか。ほとんどつく状態になると思うんですけど、しっかり後半勝負していければなとは思っています」と話した。

ハーフでは山西利和(30、愛知製鋼)が既にアジア大会に内定。勝木も結果次第では、アジア大会代表内定の可能性もある。「オリンピック種目でマラソンがないっていうこともあって、今回どんどんハ-フマラソンにもチャレンジしていこうっていうところのまず最初の段階ではあるので、代表になれたらもちろん嬉しいですけど、まず経験していくっていうのがすごく大事だと思うので、しっかり今までよりも成長したレースができたらと思っています」と語った。

女子は東京世界陸上の35km競歩代表、梅野倖子(23、LOCOK)がマラソン競歩に出場。梅野は先月の日本選手権ハーフマラソン競歩を1時間35分01秒で制し、アジア大会の代表に内定した。

梅野選手

「長い距離の方を得意としてる」と話す梅野。「(マラソン競歩でも)確実にアジア大会代表内定を取れるように自分のレースを進めたいというか、周りに惑わされずに自分の決めたタイム目標タイムとか、1㎞ごとのラップタイムをしっかり自分の中で刻みながら、集中して歩きたいと思います」と意欲を示した。