今年夏の甲子園では、宮城県の仙台育英が初優勝し、優勝旗が初めて白河の関を越えました。ご利益効果で、改めて注目を集めたのが、福島県白河市です。

東北の玄関口といわれる、白河市の白河神社。

白河駅からおよそ12キロ、栃木県境からおよそ3キロにあり、これまでなかなか甲子園の優勝旗が越えられなかった「白河の関の跡地」があるということで、注目を集めました。



この夏、「白河の関」を守る白河神社には、多くの地元の人たちが集まりました。


今度こそ、優勝旗が白河の関を越えることができるのか?

その東北人の悲願を叶えてくれたのが、仙台育英です。

夏の甲子園104回の歴史で初めて「白河の関越え」が実現しました。

応援していた人「ようやく東北のチームが白河の関を越えられて、本当に本当にうれしい」

その後、多くの人たちが買い求めたのが、仙台育英の優勝を記念した「御朱印」です。



連日行列ができました。

Q.盛り上がり方は違いますか?
白河神社・西田重和宮司「もう全然。違うなんてものじゃない。ものすごいと言った方がいい。大変ですね)

さらに、白河といえば「だるま」。

市内にある「だるまランド」では、期間限定で野球ボール柄の「勝(かち)だるま」が販売されました。


県外からも多くの人が買い求めに来るなど、思わぬ経済効果を生みました。