ガソリン補助金の緊急支援も…円安・ガソリン高で"負のスパイラル"か

イラン情勢緊迫の影響は身近な場所でも…。こちらのガソリンスタンドでは、レギュラー1リットルあたり156円でしたが、185円に。

まだ値上げしていないガソリンスタンドでは行列ができていました。

利用客
「すごい列でびっくりした」

政府はガソリンなどの1リットル当たりの小売価格を、緊急支援によって全国平均で170円程度に抑えようとしています。支援は来週木曜日(19日)に始まりますが、実際に値段が下がるのは少し先になりそうです。

23ジャーナリスト 片山薫(経済担当)
「製油所からガソリンスタンドの店頭に来るまで、1~2週間くらいかかると言われていて、そうすると170円台になるのは、月末あるいは今月下旬からと言われている」

政府によると、1リットルあたり30円程度の補助を1か月続けると、国の財政負担はおよそ3000億円にのぼるといいます。

片山さつき 財務大臣
「仮に事態が長期化しても途絶えることなく、持続的に国民の皆様の生活をお支えすべくやって参ります」

片山大臣は問題が長期化しても措置を続けるとしましたが、別の問題が起きるおそれもあります。

23ジャーナリスト 片山薫(経済担当)
「仮に半年続けば2兆円近い財政負担になるといわれている。ずっと補助を続けると財政が悪化するのではとみられて、円安に進む可能性がある。円安になれば原油を高く買わなければならないので、円安とガソリン高の負のスパイラルが起きる可能性がある」