全国の自治体で順次運用が始まっている「林野火災警報・注意報」について、宮崎市でも今月末から運用が始まります。
どのようなことを呼びかけるのでしょうか。

(田尻怜也記者)
「現在、延岡市では林野火災警報が発令されているということで、消防車両による広報活動がこれから始まります」

延岡市で13日正午、発表された林野火災警報。
住民に対し火の取り扱いに警戒を促すもので、宮崎市でも林野火災警報・注意報の運用が今月31日から始まります。

(宮崎市消防局予防課 横山幸至郎課長)
「昨年の2月に岩手県の大船渡市で発生した林野火災を受けて、林野火災の注意報・警報を的確に発令することによって、林野火災予防の実効性を高めることが求められることになった」

宮崎市が運用する林野火災注意報の発令基準は、「前日までの3日間の合計降水量が1ミリ以下」に加え、「30日間の合計降水量が30ミリ以下」、もしくは、乾燥注意報が発表された場合です。

また、林野火災警報の発令基準は、林野火災注意報から、さらに強風注意報が加わった場合です。

発令の対象は、宮崎市と国富町、それに綾町の国有林と民有林で、林野火災警報が発令されている期間中、山林やその周辺で火気を使用し、消防からの警告を受けても火を消さなかった場合、30万円以下の罰金などが科せられます。

(宮崎市消防局予防課 横山幸至郎課長)
「今まで行っていたと思うが、火の取り扱いに注意してもらって、今回は林野に特化した条例の改正になるが、火災の予防に注意してもらいたいと思う」

宮崎市消防局は、運用開始を踏まえて、たき火などは複数人で行い、火を使用した後は完全に消火するなど基本的なことに注意してほしいとしています。

林野火災警報・注意報は、これで全ての市町村で運用が開始されることになります。

全国で山林火災が相次いでいますから、改めて火の取り扱いに気をつけたいものです。