2018年3月に廃止された旧JR三江線に、このほど新しく駅スタンプが設置されました。廃線から5年になろうとしていますが、現在も線路跡をたどる人や駅スタンプを集める人が少なからずいることから、地域を訪れるきっかけにしてもらいたいと地元の3つの町と観光協会で作る協議会が制作しました。

スタンプが設置されたのは旧三江線の内12駅で、それぞれの駅周辺の名物や施設などのイラストと共に駅や地域の特徴が紹介されています。残っている駅舎内のほか一部の駅では近くの集会所や道の駅に置かれています。

さらにスタンプを集めるための鉄印帳が新たに作られ、3町の観光協会で先着10人にプレゼントされるほか、来年1月20日と21日に広島市で開催のふるさとフェアで先着50人に配布されます。また4月からは、邑南町でトロッコ列車の運行などに取り組むNPO江の川鐡道が1冊1000円で販売するということです。