2020年、宮崎市佐土原町の路上で知人男性を殺害したとして、殺人などの罪に問われている男の裁判員裁判で、宮崎地裁は、男に対し、懲役9年の判決を言い渡しました。
判決を受けたのは、宮崎市の建設業、久常芳治被告(52歳)です。
判決によりますと、久常被告は、2020年11月、宮崎市佐土原町の路上で、なたで襲ってきた知人男性の右胸を包丁で刺して殺害したものです。
裁判では、「殺意の有無」や「正当防衛の成否」などが争点となり、検察側は懲役15年を求刑。
一方、弁護側は「正当防衛が成立する」として無罪を主張していました。
12日の判決公判で宮崎地裁の設樂大輔裁判長は、「包丁の刺し傷の深さや角度などからも被告人が意識的に腕を伸ばして刺した」と殺意を認定。
また、正当防衛については、「あえて包丁を準備して待ち構えた行為は正当防衛には当たらない」と弁護側の主張を退けました。
そのうえで、「被害者側にも原因があり、自首も成立している」などとして、久常被告に懲役9年の判決を言い渡しました。
弁護側は、控訴について「本人の意思を尊重して判断したい」としています。
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