■大相撲春場所・5日目(12日、エディオンアリーナ大阪)

今場所、綱取りに挑む大関・安青錦(21、安治川)が2日連続で金星を挙げた前頭二枚目・藤ノ川(21、伊勢ノ海)を押し出しで下し、3勝目(2敗)。横綱昇進、3連覇に向け序盤から苦しむ中、2敗を保って中盤に向かう。

初顔合わせとなった取組は立ち合い、安青錦がもろ手突きから藤ノ川の動きを封じると、相手のけたぐりにもバランスを崩すことなく一気に土俵際まで追い込み、そのまま押し出しで勝利した。

初日は小結・若元春(32、荒汐)を寄り切りで破り白星発進。2日目に義ノ富士(24、伊勢ヶ濱)に寄り倒しで敗れるも3日目は若隆景(31、荒汐)を押し出しで下し、2勝目。しかし4日目、美ノ海(32、木瀬)に寄り倒しで敗れ、序盤で早くも2敗目を喫していた。

安青錦は新関脇の九州場所(25年11月)で初優勝を飾ると、新大関の初場所で連覇を達成。今場所は3連覇と同時に、綱取りの期待がかかる。初土俵から所要16場所での昇進となれば、年6場所制となった1958年以降では、付出しを除けば朝青龍の25場所を大幅に更新し、史上最速での横綱昇進となる。

前日、藤ノ川に黒星を喫していた横綱・豊昇龍(26、立浪)は美ノ海(32、木瀬)をすくい投げで下し、4勝目を挙げた。

5日目を終え、全勝は関脇・高安(36、田子ノ浦)、平幕の隆の勝(31、湊川)の2人となった。