25日、投開票が行われた宮崎県知事選挙は、現職の河野俊嗣氏が激戦を制し、4期目の当選を果たしました。
県知事選挙の開票結果です。
当選、河野 俊嗣 25万8646票。
東国原 英夫 23万5602票。
スーパークレイジー君 7679票。


知事選は、現職の河野氏が元職でタレントの東国原氏におよそ2万3000票の差をつけ、4期目の当選を果たしました。
(4期目の当選 河野俊嗣氏)
「大変厳しい選挙だった。この瞬間は生涯忘れることがない、そういう思いがしております」
河野氏は広島県出身の58歳。
2005年に総務省から宮崎県に出向して総務部長や副知事を歴任し、2010年の知事選で初当選しました。

選挙戦では、政党や団体の推薦をとりつけて組織戦を展開し、これまで築き上げた国とのパイプを生かして「宮崎の再生」を目指すと訴えていました。
(4期目の当選 河野俊嗣氏)
「これだけ多くの票が別の方に投じられたということは、そこに込められた県民のメッセージもしっかり受け止める必要があると考えております。これまでの3期とは違う、ひとつの区切りを受けた次の段階の知事として頑張っていかなくてはならない」

一方、東国原氏は政党や団体からの推薦はほとんどなく、後援会組織を中心に支持拡大を図りましたが、返り咲きはなりませんでした。
(東国原英夫氏)
「残念だと思っております。完全に私の力不足です。力強いご声援が今回僕の財産になったのかなと。」


確定投票率は、56.69%と、前回を22.79ポイント上回りました。