愛媛県伊方町にある伊方原発3号機について、山口県内の住民などが四国電力に運転差し止めを求めていた裁判です。地裁岩国支部の訴えを退ける判決を受けて11日、住民側が控訴しました。

この裁判は、伊方原発に比較的近い柳井市や上関町などの住民を中心とする162人が、四国電力に対して3号機の運転差し止めを求めたものです。

伊方原発は瀬戸内海に面した愛媛県の西部にあり、県内では上関町の離島・八島の一部が避難計画の策定が必要な30キロ圏内に含まれています。

原告側は「伊方原発の近くに活断層があるにもかかわらず四国電力の調査が不十分」などと主張していましたが、2月の裁判で小川暁裁判長は「敷地近くの半径5キロ以内に活断層がないとする調査は詳細でその結果は明瞭」とし、原告側の訴えを退けました。

原告側は11日、地裁岩国支部に控訴状を提出しました。