菊池准教授は「外国人は日本語が話せず、誰にも相談できないため、避難所の運営者が外国人の存在自体に気づいていないケースもあった」と指摘しました。だからこそ「積極的な声かけが必要だ」と語ります。

▼明星大学 菊池哲佳 准教授
「大前提として『外国人も地域の住民として暮らしている』ということを知っておきたいし、あとは『誰もが不安な時だからこそ、まずはコミュニケーションを取ること』が大切なんじゃないかなと」

外国人を助ける「やさしい日本語」

セミナーでこの他に取り上げられていたのが「やさしい日本語」です。1995年に発生した阪神・淡路大震災を機に生まれたもので、難しい言葉を言い換えるなど、外国人に配慮したわかりやすい日本語のことです。

例えば次のような文章を、私たち日本人はよく見聞きしますが、外国人にとっては「難読文章」になります。

「今朝​、高知沖を震源とする大規模な地震が発生しました」