アメリカとイスラエルによるイランへの攻撃について、トランプ大統領は「作戦が大幅に前倒しされている」として、「まもなく終結する」との認識を示しました。
アメリカ トランプ大統領
「我々はこの作戦に携わっていることを誇りに思う。まもなく終結するだろう」
トランプ大統領は9日、「イランの軍事力を完全に殲滅した」として、大幅に前倒しして作戦が進んでいると強調しました。
ただ、記者から「今週終結するか」と問われると、「非常に近い時期だ」と述べるにとどめ、具体的な日程には言及しませんでした。
また、イランの新たな最高指導者にハメネイ師の次男・モジタバ師が就任したことについて、「失望した。同じ問題が繰り返されるだけだ」と強い不満を示しました。そのうえで、望ましいと考える後継者について、国家運営を安定させるためにも現体制から別の人物が起用されるべきだとの考えを強調しています。
トランプ大統領はこの日、ロシアのプーチン大統領と電話会談を実施。会見では、プーチン大統領から中東情勢への対応で協力する考えが示されたとしたうえで、「ウクライナとロシアの戦闘を終わらせることが最大の協力になる」と伝えたことを明らかにしました。
電話会談に先立ち、プーチン大統領はモジタバ師が選出されたことに祝意を示していました。
一方、トランプ氏は、イランが封鎖を宣言している中東の石油輸送の要衝ホルムズ海峡について「安全を維持する」と述べました。
アメリカ トランプ大統領
「テロリスト政権が世界を人質にとり、世界の石油供給を止めようとすることは許さない」
アメリカ軍が機雷の探査を進めているとし、安全な航行に必要であれば「アメリカ軍と同盟国が通過の際に護衛する」と話しています。
イラン攻撃で中東地域が不安定化し、原油価格が上昇したことについては「予想よりも小幅な上昇に留まった」と主張しました。
原油価格を抑制するためとして、「一部の国への関連する経済制裁を事態が収束するまで解除する」と表明。アメリカメディアは、ロシアの石油に関する制裁解除を示唆していると報じています。
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