24時間体制の養鰻場「止まったら業界全体が大変に」

浜松市で創業100年を超える水産卸販売と養鰻の「海老仙(えびせん)」です。

<海老仙 加茂仙一郎社長>
Q. この中あったかいのですがなぜですか?
「ウナギを育てていくには、ある程度の温度に一定に保っていかないといけない」

比較的高い水温で成長するウナギ。

こちらの養鰻場でも、池の中の配管に、原油を使って沸かした井戸水を循環させ、夏場の暑い日を除いて、24時間体制で水温を保っています。

原油価格の上昇について、いまのところの影響はないといいますが、今後に不安を抱えています。

海老仙 加茂社長
「いままで、止まってしまったらってことも考えたこともない。もしそうなったらこの業界全体は大変になると思う」

海老仙では市場で仕入れた鮮魚を20台ほどの車で飲食店などに配送しているため、原油高に伴う燃料費の高騰にも頭を悩ませています。

イラン情勢は県内の特産品のひとつ、メロンの輸出にも影響を及ぼしています。

県温室農業協同組合クラウンメロン支所によりますと、組合では毎週40玉から50玉のクラウンメロンをアラブ首長国連邦のドバイに輸出していましたが、アメリカとイスラエルによるイランへの攻撃以降は、注文が止まっているということです。

生産者からは原油価格の高騰によって生産コストが上昇することを心配する声もあがっています。