中国の王毅外相が全人代=全国人民代表大会に合わせて会見を行い、日中関係について「日本の選択次第だ」とけん制しました。アメリカに対しては、イランへの軍事行動の即時停止を求める一方、名指しで非難することは避けました。

中国 王毅外相
「日本と中国の関係がどの方向へ向かうかは、日本の選択次第だ」

王毅外相は高市総理の台湾有事をめぐる答弁の撤回を改めて求めたうえで、「台湾問題は中国の内政であり日本は何の資格があって介入するのか」とけん制しました。

また、アメリカとイスラエルによるイランに対する軍事行動については、即時停止を求めました。そのうえで、「革命を企て、政権交代を図ることは人々の支持を失う行為だ」と述べ、内政干渉に反対する姿勢を示しました。

中国 王毅外相
「中国はいつも『和を以て貴しと為す』ことを主張する。各国は早期に交渉のテーブルに復帰すべきだ」

ただ、アメリカを名指しして非難することは避けるなど、一定の配慮を見せた形です。

王毅外相は今月末のトランプ大統領の中国訪問を念頭に、アメリカと引き続き安定的な関係を構築する考えを示した一方、「お互いの違いを管理し不必要な干渉を排除すべきだ」と述べ、台湾問題への介入をけん制しました。