中国に頼り切りの「レアアース」 外交カードに?

高柳キャスター:
中国と日本の関係では「レアアース」も重要な鍵を握っています。中国は以下のような規制を行っています。

▼2025年の4月
一部のレアアースの輸出を規制

▼2026年2月(三菱造船など日本の20の企業など対象)
レアアースを含む、軍事利用可能な品目の輸出規制発表

JNN北京支局 特派員 中原 記者:
全人代で審議される「5か年計画」の「産業基盤能力と競争力を高める」とする項目の中に、レアアースを初めて明記しました。

日本への軍民両用品の輸出規制の対象品にもレアアースが含まれる中、今後もレアアースを重要な外交カードとして使っていくという戦略が見てとれます。

高柳キャスター:
生活に直結するレアアース、今後の動きが気になります。

国際情報誌「フォーサイト」元編集長 堤さん:
レアアースは、例えば自動車を1台作るにしても必要不可欠です。

中国は世界の採掘量の7割を占めていて、2番目の採掘大国であるアメリカも約8割を中国から輸入しています。もちろん日本も同様で、今のところ中国に頼らざるを得ない状況です。

中国は手段として、レアアースの一種の“武器化”を選ぶかもしれません。

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<プロフィール>
中原達也
JNN北京支局特派員 主に中国経済を担当
AI・ロボット・社会動向などを取材

堤伸輔さん
国際情報誌「フォーサイト」元編集長
BS-TBS「報道1930」ニュース解説