野球実況でオリジナリティは二の次⁉
3月4日(水)本番10日前
後生川の姿が、ひとり、球場にあった。
社会人と大学生のオープン戦(練習試合)で、9イニングみっちり実況の練習をした。

目の前で繰り広げられるプレーを「言葉にする」、映像のないラジオで『野球を伝える』
どんな難しさがあるのだろうか?
「とにかくボールの動きが速いんです。①見る→②言葉を選ぶ→③口に出す では間に合いません。②を飛ばして①見ると③口に出す が同時でないとプレーが終わっています」
「野球には独特の言い回し、定型文があるので、食リポなどで求められるようなオリジナリティというよりも、野球好きが聞き慣れた言葉を操ることの方が大事だと思っています」
ひざ元のボール/ボールが先行/この間にランナーは…/後逸/ボールが転々と…/ふらふらと上がったフライ/待って捕る/落下点/スタンド中段/ステップ踏んで送球/止めたバットに当たる/引っ張った/流し打ち/ポールの上をかすめる/三塁線を破る/ボールをはじく/球際
例を挙げればきりがない。
3月5日(木)本番9日前
社内で声を出せる場所を見つければ、木村アナをつかまえて実況のトレーニング。
この日はテレビニュースのスタジオの隅だった。
3月6日(金)本番8日前
RKKラジオが野球中継を放送していた。
スタジオにこもってそれを聞き、「ラジオ独特の言い回し」「定型文」「流行りの野球言葉」に触れる。














