家庭では話ができるのに学校などに行くと話すことができなってしまう「場面緘黙(ばめんかんもく)」。500人に1人が発症するとも言われています。長野市の長野吉田高校戸隠分校・そば部の男子生徒がこの病気を克服しようとする姿を通して、「場面緘黙」とはどのような病気なのか、現状を取材しました。


職場体験の担当者:「おはようございます!分校から来た3年生の伊藤君です、よろしくお願いします」

長野市戸隠にあるそばの製造・販売会社「おびなた」。2月に行われた職場体験に、長野吉田高校戸隠分校3年の伊藤智洋(ともひろ)さんがいました。


伊藤さん:(ベルを鳴らす)

職場体験の担当者:「どう?難しい?」

伊藤さん:(うなずく)


伊藤さんは、家族とは問題なく会話ができますが、学校など特定の社会的な場所では話すことができません。それでも地元でそばに関わる仕事がしたいという思いから職場体験への参加を決めました。