民間小型ロケット「カイロス」3号機。3月5日、打ち上げられましたが、失敗に終わりました。
5日午前6時半前、和歌山県串本町の名所「橋杭岩」には、続々と人が集まってきました。民間企業「スペースワン」が開発したカイロスは、これまでに2度打ち上げに失敗。
今回のカイロス3号機は、ロケットの位置を把握するための衛星の配置や、天候の影響などで3回延期されていました。果たして無事に宇宙へとたどり着くことができるのか。
午前11時10分 ロケットは発射場から勢いよく空へと飛び立っていきます。しかし、打ち上げの約1分後、ロケットから2回ほど火が出たように見えます。約1分半後にはロケットから何かが回転しながら落ちていく様子が確認できました。
スペースワンによりますと、3段分離するうちの1段目の燃焼中に飛行中断措置をとったといい、今回も失敗に終わりました。
(見物客)「あ~またあかんかった。また残念だった~」
カイロスに搭載する衛星の開発に携わった会社の担当者は…
(カイロスに搭載の衛星を開発 森島史仁さん)「プロジェクトで作った衛星は2台だったんですけど、2号機・3号機でもう無くなってしまったので、一旦このプロジェクトは中止。僕はプロジェクトマネージャーをずっと5年やってきたんで、しんどいですよね」
スペースワンは5日午後会見を開き、ロケットが自分で危険を判断して飛行を止めるシステムに異常が起きた可能性があると明らかにし、詳しい原因は調査中だとしています。
(スペースワン 豊田正和社長)「今回も確実にノウハウ・経験を蓄積しています。それをもとに前に進んでまいります。失敗ということは私どもは考えておりません」
今後の打ち上げ日程は未定です。
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