養子の娘を死なせた罪に問われながら逆転無罪を勝ち取った男性。最高裁が検察の上告を退け無罪が確定することになります。

 (今西貴大さん)「被告人という立場からようやく解放されました。ほっとした気持ちでいっぱいで、言葉も見つかりません」

 今西貴大さん(37)は9年前、当時、2歳だった養子の娘の頭に何らかの暴行を加え、死亡させた罪などに問われていましたが、一貫して無実を主張。

 1審の大阪地裁は懲役12年の判決を言い渡しましたが、2審の大阪高裁は、娘の頭の表面に外傷がなかった点などを重視し、事件性がないと判断。一転、無罪を言い渡していました。

 大阪高検は、判決を不服として上告していましたが、最高裁第三小法廷は3月3日付で「検察官の主張は上告理由にあたらない」として、裁判官全員一致で上告を退ける決定をしました。

 (今西貴大さん)「人質司法やえん罪が、多くの人生を破壊しているんだと実感しました」

 今西さんの無罪が確定することになります。