森友文書改ざん問題。財務省が新たに2万ページを超える文書を開示しましたが、自殺した職員の遺族が求める理財局長のメールはありませんでした。

 2018年、近畿財務局の元職員・赤木俊夫(当時54)さんは、森友学園への国有地売却に関する決裁文書の改ざんを命じられたことを苦に自殺しました。

 財務省側はこれまでに妻・雅子さんに対し、検察に任意で提出したとされる文書のうち8万9000ページ分を開示。

 6回目の開示となった3月3日、近畿財務局で俊夫さんの上司だった職員や、他の職員が保存していたメールなど約2万8000ページ分が新たに開示されました。

 しかし前回に続き、文書の改ざんを主導したとされる当時の理財局長だった佐川宣寿氏のメールは含まれていなかったということです。

 (赤木雅子さん)「3月7日で夫が亡くなって8年。なぜ改ざんをすることになったのかを知りたくて裁判もしました。佐川さんの残したメールがない、それでは私が知りたかったことを何も知れないなというのが今の一番の気持ち」

 次回の開示は3月中の予定で、主要な文書約3万ページが開示されるとみられます。