怒らない指導、その原点には辛い過去が――

川上さんはどんぐりスポーツを始めるにあたり、自分で決めたことがあります。

川上健輔コーチ(子ども達に向かって)「ここでは絶対に怒られることはないから。失敗していい!たくさん楽しんで!」

子ども達が空振りしても!どんなにミスをしても!

川上健輔コーチ「よしよし上手になってる!」「ナイススイング!ナイススイング!」

前向きな言葉をかけ続ける裏には、自身の苦い経験があったのです・・・

夏の高校野球 熊本大会。強豪校の4番、キャプテンとして 甲子園に導いたのが川上さんでした。

2003年当時 夏の甲子園出場を決めた後のインタビュー「胸張って監督のために勝ちましたって言ってやりたいですね」

卒業後は社会人野球のチームに入りますが、 そこで大きな挫折を味わいます。

川上健輔さん「大事な決勝戦でエラーをしてしまったんですよね。その時に厳しい言葉をかけてもらって。言葉を悪く言えば野球が大嫌いになった」

ただ勝つためだけの野球に気持ちが追い付かなくなり、川上さんは22歳の時、野球をやめてしまいます。