「将来、子どもを望まない」未婚の女性の割合が初めて6割を超えました。

 厚生労働省は先週、去年1年間に生まれた赤ちゃんの数が前の年から約1万5000人減り、70万5809人だったと発表しました。晩婚化などを背景に10年連続で減少し、統計を始めた1899年以降過去最少です。

 子どもを産み育てることについて街で聞いてみると…

 (20代大学生)「お金のことが心配です、自分でそれだけ働いて育てられるのかなっていうのが、子どもを産むときに一番心配です」
 (30代パート従業員(子1人))「2人目はちょっとまだ悩んでます。お金も2倍かかってくるので、その辺は考えないとなと思うと慎重になりますね」
 (30代会社員(子1人))「(2人目となると)仕事を休むことになるので、キャリアが心配になります」
 (40代医師(子3人))「コストがどんどん高くなっていく。子どもたちに一番かかるのは大学生以降で、その時にお金を少しでもキープしておかなきゃな、というのがある」

 子どもをめぐり切実な声が多く聞かれるなか、3月2日、ある調査結果が発表されました。ロート製薬が公開した妊娠・出産を取り巻く意識や実態を調査した「妊活白書2025」によりますと、18歳から29歳の子どもがいない未婚の男女400人を対象に実施した調査で、「将来子どもが欲しいかどうか」という問いに対し「欲しくない」と回答した人が6割を超えました。

 「将来子どもが欲しくない」と回答した女性は64.7パーセントで、男性の60.7パーセントを4ポイント上回りました。

 子どもを望まないという回答が女性が男性を上回ったのは2018年の調査開始以降初めてだということです。

 ロート製薬は子育てにかかる経済的な負担や仕事のキャリアへの支障を不安に思う女性が男性よりも多いことなどが背景にあると分析しています。