家族や友人ともいえる存在と最後の別れです。古くなったり壊れたりして役目を終えた人形の供養祭が高松市の神社で行われました。古くなったひな人形や五月人形など約4万体が持ち込まれました。


田村神社の人形供養は明治時代に始まったとされていて年末の恒例行事です。人形を持ち込んだ人は様々な場面をともに過ごしてきた人形に感謝の気持ちを込めながら別れを告げていました。


(ひな人形を預けた人)
「ありがとうっていう気持ちを込めて供養したいと思います」

(田村神社 熊代伸哉さん)
「いろんな思い出がつまっていると思っておりますので、私どもとしても大切に供養、お焚き上げの方をさせていただきたいというふうに思っております」


きょう(23日)は寒波の影響で強い風が吹いたため、焚き上げは今月25日に改めて行われるということです。