長野県に展開するスーパー「デリシア」が、納入業者に対し従業員を無償で派遣させ働かせていたことが分かり、公正取引委員会は、独占禁止法に違反するおそれがあるとして、「警告」の行政指導を行いました。
「警告」を受けたのは、長野県に展開し、県内で2位の売り上げの食品スーパー「デリシア」です。
公正取引委員会によりますと、会社は2022年から去年にかけて、17の店舗で新店舗の開店準備や売り場を変更する際、納入業者に従業員を派遣させ、無償で商品の陳列作業などをさせていたということです。
およそ180社からのべ1100人が対象となっていて、会社は取引上、有利な立場を利用していたものとみています。
公取委は、違反のおそれがあるものの証拠が十分でないことや、会社が自主的に改善の取り組みを行っているとして、行政指導にあたる「警告」を出し、是正を求めました。
デリシアは、「今回の警告の処分を重く受け止め、ガイドラインなどを着実に遵守し、再発防止策に取り組んでいく」とコメントしています。
公正取引委員会は、企業が人手不足や人件費高騰に直面する中、取引先に費用を負担させていた点を悪質とみていて、他の地域でも同様のケースがないか調べる方針です。
注目の記事
言葉が出ない… 脳出血で倒れ“失語症”に 「死んだ方がよかった」 苦悩の男性 推定50万人も支援進まず

【求人倍率35倍超!】なぜ企業は「高専卒」に熱視線?大手銀行や証券会社も IT人材不足や転職時代が背景か 一方で学校側には「少子化・知名度」の課題

「え?マジ?」"ミスター"こと、鈴井貴之さんが語った脳梗塞の現実 5か月前の検査で「異常なし」だったのに【前編】

「ごめんね 大好きだよ」4年間 冷凍食品と並べられた我が子 死産し遺棄した母親を追い詰めたのは?「骨になると軽くて…」 薬物依存、機能しない生活保護…社会に見過ごされたSOS【裁判詳報】

『合宿行くのか』『そうだよ』そっけない言葉が最後の会話...父親を自殺で亡くした娘「悲しみを口にできない」誰にも言えない葛藤を抱え生きる【前編】

【冒頭全文】「表現ぶりが一部誤解を招くものだった」簗和生・農水大臣が“予算大幅カット”音声めぐり再び会見 音声は「確認していない」









