青森県内のクマの出没件数は2025年、過去最多を更新しました。これを踏まえ、県はツキノワグマ出没特別警報を4月から新たに設け、体制を強化すると発表しました。
青森県内のツキノワグマの出没件数は去年3143件で、1992年の統計開始以降で過去最多となりました。県は今年の対策を協議するなか、より実態に即した広報をするために警報や注意報の発表基準を4月1日から見直すことを決めました。
注意報は直近10日間の出没件数が5件を上回った時、
警報は直近5日間の件数が15件を上回った時、
特別警報は直近5日間に人身被害が2件発生した時としました。
特別警報は、段階に応じてさらなる注意を呼びかけるために青森県独自の制度として新たに設けました。
※青森県自然保護課鳥獣対策グループ 近藤毅 総括主幹
「去年は3000件を超えるという異次元の出没。(今年は)5月に警報を出して、その後強いアラートができない、制度上ないという状況を危惧しましたので特別警報で更に県民の皆さんに強く注意を呼び掛けたい」
県は、従来であれば直近5年の平均値を基準にして発表してきましたが、近年の出没件数の増加により警報を発表する水準が上がっていました。このため、制度を創設してから初めて基準を見直したとしています。

















