三菱自動車工業は、今年の春闘における労働組合の要求に満額回答したと発表しました。会社の設立以来、最も早い回答だということです。

三菱自動車は、きょう開いた労働組合との「春闘」で、賃上げの要求に満額回答しました。

定期昇給分とベースアップ分を合わせて月額で1万8000円引き上げます。賃上げ率はプラス5.1%で、去年のプラス5%を上回りました。また、ボーナスにあたる年間一時金は、夏冬あわせて5.0か月分としました。

交渉2日目での回答は1970年の会社設立以来、最も早い回答で、会社側は「中期経営計画の最終年度であり、労使が同じ方向を向いて業務に集中できる環境を整えたい」としています。

三菱自動車は、トランプ政権の関税政策の影響などで、去年4月から12月までの最終損益はおよそ45億円の赤字と、厳しい事業環境が続いています。しかし、「社員一人ひとりが例年にも増して粘り強く努力し、事業を支えてきたことを真摯に受け止めた」とコメントしています。