寒暖差の激しい日が続き、まさに「三寒四温」といった最近の山陰地方。気温の変化に体がついていかず、免疫力が低下すると、ノロウィルスなどによる感染性胃腸炎に注意が必要と、医師は注意を呼び掛けています。

松江市にあるこのクリニックでは、2月に入ってから感染性胃腸炎とみられる症状で受診する患者が増えているといいます

堀内科・胃腸科医院 堀浩太郎院長「年末ぐらいから『カキ食べた』など(患者が)パラパラと出ていたが、2月になってグッと増えている状況」「特に今日は午前中だけで4、5人来られましたので、結構な数だと思います」「(症状としては)下痢・嘔吐・発熱ですね」

感染性胃腸炎の患者が増えている理由の一つとして、最近の気候もあると言います。

堀内科・胃腸科医院 堀浩太郎院長「寒さもありますが、今度は暖かくなってきて、寒暖差が大きくなると余計に体調が崩れやすくなりますので」「免疫力が弱ってきやすい季節の変わり目は注意が必要だと思います」

2月12日、島根県は、今年初めてとなる「冬季の食中毒注意報」を発表しました。

県薬事衛生課によると、県内1医療機関、1週間当たりの感染性胃腸炎の平均報告件数が、2月に入って基準値の10件を超えたため発表。それ以降も、基準値を超える週が続いています。

島根県薬事衛生課 廣江純一郎課長補佐「この感染性胃腸炎を起こすウイルスというのは」「ノロウイルスというウイルスになります。で、このノロウイルスという ウイルスはですね、食中毒を起こす ウィルスとしても非常に有名でして。なので、この感染性胃腸炎の患者さんが増えると、ノロウイルスの食中毒を予防しないといけないというのが大事なポイントになります」

予防の一番のポイントは、トイレの後や、調理前・食事前に石鹸と流水でしっかり手洗いすることとした上で、さらに手を拭く時の注意点として…

島根県薬事衛生課 廣江純一郎課長補佐「手洗いをし終わった後に、手を共有するタオルで拭くのではなくて、個人のハンカチや、ペーパータオルなど使い捨てのもので手を拭くというのも大事なポイントになります」

そのほか、まな板や包丁などの調理器具を使用した後には、熱湯などで消毒することも大切です。

受験や卒業シーズンでもあるこの時期体調管理とともに衛生管理もしっかりして、感染性胃腸炎の予防につとめましょう.