ロシアによるウクライナへの全面侵攻は、きょうで4年を迎えます。和平や停戦への道筋が見えない中、双方とも犠牲者を増やし続けています。
国連によりますと、2022年2月に始まった侵攻によるウクライナでの民間人の死者は1万5000人を超え、けが人を含めた死傷者数は5万6000人あまりとなっています。
厳しい寒さとなる中、ウクライナではエネルギーインフラへの集中的な攻撃により、暖房や電気なしで過ごす人も多く、国連の報告では侵攻開始前の発電能力の半分以上を失ったとみられます。
一方、ウクライナ・ロシア軍ともに多大な犠牲を出していて、アメリカの研究機関の推計では、両軍の死傷者は侵攻開始以降、あわせて最大180万人にのぼっています。
ウクライナ市民
「(4年は)あまりにも長い。慣れることはできません。ただただ苦しみと恐怖が続いています」
「これまでで一番つらい冬です。全てのウクライナ人にとって、きっと」
和平協議については、ウクライナとロシア、アメリカの3か国が1月以降、高官会合を断続的に開催しています。ただ、領土問題やウクライナが求める「安全の保証」をめぐって主張の隔たりは大きく、和平実現への道筋は見通せないままです。
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