ターゲットを世界に広げる「抹茶」~中国人観光客だけに頼らない観光地作り

世界的なブームとなっている「抹茶」。

その追い風が吹いているのが日本一の玉露の産地、福岡県八女市です。

ナビタイムジャパンによりますと、去年秋の八女市の外国人滞在数は、前の年と比べておよそ4.6倍に増加し、全国の市区町村で最も高い伸び率となりました。

古い白壁の町家が残る八女福島地区には、多くの外国人観光客の姿がありました。

シンガポールからの観光客
「シンガポールで飲んだことがある抹茶より濃くてとても美味しいです」

イギリスからの観光客
「抹茶のためにきました。お茶の店をまわってとてもいい経験をしました」

香港からの観光客
「香港からきました。(八女は)街並みがゆったりしていていいのでこの近くに泊まっています」

八女市では古民家ホテルへの宿泊など、体験型の観光が特に人気を集めています。

八女市観光振興課 白鳥隆之係長
「去年に比べて観光案内所に来られる方も3倍程度に増えています。茶摘みから手もみしてお茶をつくるとか、実際に石臼をつかって抹茶をつくる体験もできますのでそういったところが八女ならではの体験として広く受け入れていただいているのかなと思っています」

お茶を飲む文化は中国から日本に伝わりましたが、日本独自の抹茶は東南アジアやヨーロッパでも人気です。

日中関係の冷え込みで一変した今年の「春節」。

観光地は、中国人観光客だけに頼らない魅力作りに取り組んでいます。