警察は、県内に住む70代女性が現金と電子マネーあわせて1400万円以上をだまし取られる詐欺被害にあったと発表しました。

弘前警察署によりますと、去年11月下旬頃、青森県内に住む70代女性の自宅固定電話に、NTTファイナンスを騙る自動音声の電話があり、
「未納料金がある」
とアナウンスされ、指示に従って番号を押したところ、男が出て
「不正に契約された可能性があるので、保護委員会に引継ぐ」
と言われました。
そして11月30日に保護委員会のサイトウと名乗る男から電話があり、
「未納料金の30万円を指定口座に振り込む必要がある」
などと言われたため、女性は県内金融機関のATMから指定された個人名義口座に現金30万円を振り込みました。

その後、女性の自宅固定電話に「内閣府サイバーセキュリティセンターのフクザワ」や「フクザワの上司のカシワギ」、「保証協会のシミズ」を名乗る男から電話があり、
「今後のために保証プランを契約した方がいい」
「あなたが詐欺事件に関与した疑いがあり、預貯金を確認する」
「被害者が多数おり、損害を補填する必要がある」
などと言われ、次々に金品を要求されました。

女性は男らの指示に従い、12月1日から今年2月15日までの間、
6回にわたりATMから指定された個人名義口座に現金計330万円を振り込んだほか、
12回にわたりコンビニから関東方面の個人宛てに現金計1030万円を宅配便で送付。

さらにコンビニで購入した20万円分のアップルギフトカードの利用権コードを電話で伝えたほか、 関東方面の個人宛てに自分名義のクレジットカード計4枚をレターパックで郵送しました。

その後、家族に相談したところ詐欺と指摘され、被害に気付いたということです。

警察は、不審な電話や金銭を要求する電話などがあった場合は、金銭を支払う前に必ず家族や知人、警察署や最寄りの交番に相談するなどして、絶対に1人で対応しないよう呼びかけています。