三重県熊野市の新ブランドです。エサに「幻の柑橘」を使った「熟成熊野鯛」の出荷が最盛期を迎えています。

熟成加工された養殖の鯛「熊野鯛」、市内の水産会社が新開発した商品で、ことしの秋から出荷が始まりました。

年末年始に向けて今が出荷のピークで、次々と箱詰めされています。

エサには「幻の柑橘」の異名を持つ熊野特産の「新姫」を配合し、養殖魚特有の臭みをなくしました。さらに5日間熟成させ、しっとりとした食感と甘みを実現しました。

(水谷水産 矢口裕史課長)
「こういった付加価値をつけた商品を販売していくことで、なんとか(飼料代高騰などを)切り抜けていけたらと思っている」