甑島の片野浦地区に咲くカノコユリの群落が、このほど国の天然記念物に指定されました。

薩摩川内市によりますと、カノコユリはカサブランカなど多くの園芸品種の原種で、幕末に来日したドイツ人医師、シーボルトが持ち帰り紹介したことで、ヨーロッパで高く評価されました。

甑島では6月末ごろから咲き始め、8月中旬に満開となります。

今月17日付で天然記念物に指定された「甑島片野浦のカノコユリ群落」は広さが49万平方メートル余りで、国内最大規模の生育地となっています。

カノコユリの密度が高く、ほかの絶滅危惧種もまとまって咲くなど、全国的に貴重なことが評価されました。

これまで地元の人たちが遊歩道の整備などをしてきました。