愛媛新聞社の元社長で今年9月に悪性リンパ腫のため94歳で亡くなった今井琉璃男(いまい・るりお)氏のお別れの会が開かれました。

愛媛県松山市内で開かれた22日のお別れの会には、県内の政財界などからおよそ900人が献花に訪れ、今井氏の遺影に手を合わせていました。

会場には、今井氏の足跡をたどる追悼パネルのほか、2009年に受章した旭日中綬章の賞状なども展示され、訪れた人は今井氏が残した功績を振り返っていました。

1928年生まれの今井氏は1950年に愛媛新聞社に入社し、戦後、県内の政界や財界などを取材。

1990年に社長に就任し、その後、会長職などを経て2008年から相談役を務めていました。